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7月30日14時8分配信@ぴあ拡大写真「赤坂大歌舞伎」記者会見赤坂ACTシアターのオープニングシリーズとして9月に上演される「赤坂大歌舞伎」の記者会見が、7月28日、同劇場で行われた。会見では一座を率いる中村勘三郎が登場し、上演する「狐狸狐狸ばなし」「棒しばり」の見どころや、個人的に縁があるという赤坂の地について語った。⇒中村勘三郎のその他の写真勘三郎が「少数精鋭で面白いものを演じるとしたらこれ」として、今回上演される「狐狸狐狸ばなし」は、昭和36年初演。当時は先代の勘三郎と共に、山田五十鈴や森繁久彌らで上演された喜劇で、その後もたびたび再演されている名作だ。物語は元上方の役者、伊之助(勘三郎)の女房・おきわ(中村扇雀)が、浮気相手の生臭坊主・重善(市川段治郎)にそそのかされて、伊之助に毒を盛るところから始まる。首尾よく事を終え、逃げようとするおきわと重善の前に、なんと死んだはずの伊之助が現れる。慌てたふたりは、再び伊之助を殺そうとするが…。騙したはずが騙されて、といった軽妙な世話物は、勘三郎の得意とするところ。「歌舞伎はまだまだ敷居が高いと思われているけど、せっかく赤坂ACTシアターでやるのだから、TBSさんの電波に乗せて“歌舞伎は面白いものもあるよ”と紹介してもらえば、若い人にも気軽に観てもらえるのでは」と自信をのぞかせた。また、勘三郎演じる伊之助とおきわを取り合う重善に、市川猿之助門下の段治郎が扮するのにも注目。勘三郎は「重善は色気があってイイ男、でも憎めない気弱さがある。そこが段治郎くんなら出来ると思った」と、キャスティングの理由を語った。もうひとつの演目「棒しばり」も、「初めて観る人でも分かる」(勘三郎)というストーリー性のある舞踊。主人である大名(片岡亀蔵)の留守にどうしても酒を飲みたい次郎冠者(中村勘太郎)と太郎冠者(中村七之助)。用心した大名に棒に縛りつけられながらも、見事なチームプレーで酒を飲んでみせる様子は、何度見ても笑いが沸き起こる名場面だ。こちらはもちろん、実の兄弟である勘太郎と七之助の息の合ったコンビぶりに期待したい。会見では、「赤坂は自宅に近くて、よくお蕎麦屋さんに立ち寄ったりします。お茶屋さんもあるし、いろいろな思い出がある場所」と笑う一方で、「世界的にこんなに毎日芝居をかけられる伝統芸能は歌舞伎だけ。だからこそ一層、いろんなことに挑戦していきたい」と話す勘三郎。赤坂ACTシアターこけら落としシリーズに、また新たな歴史が刻まれそうだ。赤坂大歌舞伎「江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし/棒しばり」は9月3日(水)から20日(土)まで、赤坂ACTシアターにて上演。
[引用元:Yahoo[@ぴあ]]
